ITエンジニア採用担当者が知っておきたいポイント

①候補者に技術選定の理由を伝える
 なぜ自社がこのプログラミング言語を選んだのかという技術選定の理由を伝える。単に「弊社ではPythonを使っています」と伝えるよりも、「弊社では機械学習をプロダクトに組み込むことで競合優位性を高めているので、ライブラリやフレームワークが充実していることから機械学習との相性が良いPythonでWebアプリケーションを実装しています」と伝えた方が技術や思想に共感するエンジニアに訴求しやすくなる。

②プログラミング言語のトレンドを把握する
ITエンジニア採用担当者は自社で使っている言語がエンジニアに人気があるのかは興味関心になっている。

調査の結果を見るとこれから開発者が学ぼうと思っている言語はGo、Kotlin、Python、Typescriptであることが読み取れます。
<URL> https://research.hackerrank.com/developer-skills/2019
こういった調査データはそのときどきでの人気を示したものであって、どの言語が優れているという話ではありません。トレンドも踏まえた上で、自社はなぜその言語で開発をしているのかを伝える事が重要です。

③言語の親和性を把握する
 すでに使えるプログラミング言語と「近い」言語はキャッチアップが容易になります。
言語の分類にも様々ありますが、例としては以下の様な分類があります。

サーバーサイドのプログラミング言語の分類としては上記の図になります。
こうした整理は言語の近さを判別するのに役立ち、近さが分かれば学習の容易さを推測する事が出来るようになります。